センター長あいさつ

学生が外国語教育の主役である

外国語教育センター長
廣瀬 浩三 (ひろせ こうぞう)

平成16年度の国立大学法人化に伴いに設置された島根大学外国語教育センターも平成20年度には,いよいよ5年目を迎えます。まったくゼロからのスタートでしたが,この間,センター発足と同時に,カリキュラムを一新し,教員と事務職員が一丸となり組織的な外国語教育に取り組み,少人数による補習授業や外国語教育ワークステーションにおける学習支援活動,さらに学生との交歓会など,様々な新しい取り組みを行ってきました。

センター活動を行っていく上で最も重要なこととして肝に銘じていることは,「学生が外国語教育の主役である」という極めてシンプルな考え方です。新しい外国語教育のカリキュラムを構築する際にも,学生が現代グローバル社会を生き抜いていく上で,どのような外国語能力を身につけなければならないのかといった,常に学生の立場からの検討が必要です。外国語学習の具体的な到達目標を提示した後,学生が主体的にその到達目標達成を目指し奮起するよう促し,授業及び授業外において学生をしっかり支えていくことが,「外国語教育センター」の名にふさわしいセンター活動であると考えています。また,学生が継続的に外国語学習を行っていけるような教育環境の充実も大切です。教員の役割についても,良きインストラクター(教授者)であると同時に,良きファシリテイター(教育支援者)となることが求められます。学生には十分な潜在能力があり,外国語に対する苦手意識があれば,まずそれを払拭し,学生たちの潜在能力を引き出し,伸ばしていくことが教員の教育力です。英語のeducateも,“e-(外へ)+ duc-(導く)+ate(動詞語尾)”から成り立ち,「能力を導き出す」というのが本来の意味です。

第一次中期目標中期計画期間もいよいよ終盤となり,センター発足5年目という一つの節目を迎えますが,この期に,改めて教職員全員が志を一つにして,センター発足時の外国語教育改革への熱き思いを再確認し,より良き外国語教育の構築・より良きセンター作りに向かって,今後も島根大学外国語教育センターの歩みを着実に積み重ねていきたいと思います。

学生とともに。