公開日 2025年11月18日
11月14日(金)、外国語教育センターにおいて、「グローバルハブ」のオープニング記念セミナーを開催しました。講師には、島根大学国際センター長の坂根宏治教授をお招きし、「変わりゆく国際社会と日本:外から見た視点」をテーマにご講演いただきました。
当日は、島根大学の学生や、留学生、教職員など、38名が参加しました。

セミナーでは、外国語教育センターの岩田センター長による開会挨拶の後、坂根教授が詳細な資料をもとに、過去30年間における日本の経済、移民政策、そして国民感情の変化を明らかにされました。その上で、日本が資源に乏しい国であるからこそ、国際社会との連携を一層深め、外国人材を積極的に受け入れて友好的で円滑な国際関係を構築すること、さらに国内において外国人が「働きたい」「暮らしたい」と感じられる環境を整備することの重要性を強調されました。

講演後の質疑応答では、ポーランドやミャンマー出身の留学生が日本留学の動機について語ったほか、日本人学生からも講演内容に関する質問が寄せられ、坂根教授は一つひとつ丁寧に回答されました。講演後も、一部の参加者が坂根教授を囲み、活発な意見交換が続けられました。

外国語教育センター「グローバルハブ」は、語学学習支援、国際交流活動、海外研修支援を一体的に行う施設として、2025年7月4日にオープンしました。グローバルハブでは、今回のセミナーのようなイベントを定期的に開催しており、今後も全学に向けて利用の拡大を図ってまいります。
