12月2日（土）に，外国語教育センター主催の「第11回島根大学長杯英語スピーチコンテスト」を行いました。 本年度は，グローバル月間におけるイベントの一つとしても位置づけ，島根県立大学生や教職員合わせて64名の参加がありました。

　冒頭，服部学長から英語による挨拶から始まり，新学部の材料エネルギー学部からの発表者を含め，計14名がスピーチをしました。スピーチテーマは自由で，海外での体験や，これまでの経験から学んだこと，将来の夢など，様々なテーマで自分の「想い」を表情豊かに，ジェスチャーも加えるなどして，練習の成果をフルに発揮して発表してくれました。

　スピーチが終了し，審査結果が出るまでの時間を利用して，ケント州立大学とアーカンソー大学に留学していた学生2名が，英語で留学報告を行いました。ユーモアを交えて，自ら体験した様々な経験を紹介し，参加者に「自分自身に自信をもって，見知らぬ異文化の世界に身をおいてみる勇気と冒険心」の重要性を語ってくれました。

　最後に審査結果が発表され， 優秀者3名が表彰されました。最優秀賞は英語を母語としない留学生が獲得し，11回のスピーチコンテストの歴史の中で２回目の快挙です。

　この英語スピーチコンテストは，コロナ禍にも負けず，10年以上継続的に開催してきており，服部学長の冒頭の挨拶の中で「島根大学の大切な伝統の一つになっている」というコメントがありましが，今後，高校生や一般市民の方々にも島根大学生の頑張りを見ていただく機会として企画するなど，新しい展開を含めて，次年度以降も良き伝統を守っていきたいと思います。